恵比須様と大黒様を型取った、出雲大社ゆかりの福神面。明治の頃から作られている出雲の民芸品で、縁起物として観光客や地元の人からも人気が高い。よくこねた粘土を傷やひびを出さないように型に詰めていき、乾燥後素焼きし、彩色する。最後に目と眉、口を描き入れると、優しい穏やかな表情の福神面の完成だ。昔ながらの製法で1つ1つ手作りしていて、職人が長年積み重ねた技が必要な伝統の一品となっている。

〒699-0711
島根県出雲市大社町杵築南1128
TEL:0853-53-2368
FAX:なし

定休日:不定休
営業時間:お問い合わせください

アクセス
出雲大社から車で5分

自店

素焼きする前の面。傷やひびを出さないようにするのが職人の技

出雲大社ゆかりの縁起物として、地元に根付いている


松浦伸弘さん
松浦福神面製作所3代目。高校卒業後本格的に職人の道に入り、以後長きに渡って福神面作りに励んできた。現在、出雲大社ゆかりの福神面を制作しているのは松浦さんただ一人。3代続く福神面の伝統を守り続けている。