 出雲の厳しい自然が育んだ、この地方ならではの「八雲塗り（やくもぬり）」。漆を塗って装飾を施した上に、更に透明な漆を塗って仕上げるのが特徴で、深みのある落ち着いた美しさを持っている。八雲塗りの漆器は年を経るごとに色味や風合いが変わってくるため、使えば使うほどその魅力が際立つ。花鳥、山水などの模様の他に、出雲地方の風物詩を描いたここならではのものもあり、贈答品などとして人気を集めている。 
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 落ち着きを持つ、美しい色艶 |
 良質な漆を塗り重ねる |
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渡部直人さん元々物作りが好きで、生活の中に溢れていた漆器に興味を持ち漆芸の道へ。19年間修業を積んだ後独立。「漆芸のわたなべ」を創業する。現在、昔ながらの伝統を守りながらそれを若い世代にも伝えようと活動している。
