出雲大社の北側に位置する、海と森に囲まれた小さな町・鵜鷺(うさぎ)。この町で昔から行われていた伝統の塩作りを復活させたのが「鵜鷺げんきな会」だ。手作りの窯で海水を炊き上げ、地元でとれたアラメのうまみ成分を含ませる。塩分濃度が低く、ミネラルがたっぷり入っている鵜鷺の藻塩は、ぴんとした辛さがなく、舌触りがとてもまろやか。おにぎりや天ぷら、野菜に付けてもおいしい。自然と歴史が育てた伝統の味だ。

〒699-0761
島根県出雲市大社町鷺浦1044-1
鵜鷺コミュニティーセンター内
TEL:0853-53-5635
FAX:0853-53-5635

※藻塩製造は月2〜3回、要問合せ

アクセス
出雲大社から車で20分

要予約(無料)
要予約(500円)
桃源村桃源市場、癒しの空間 香りプレッセ
※電話・ファックス販売有り

URL:http://www.goennet.ne.jp/~abe117/


東京や沖縄などでも販売されている

七輪で行う塩作り体験


安部勇さん
長年大阪で働いていたが、会社を早期退職し鵜鷺へ帰郷。過疎や高齢化が進む地域を盛り上げたいという思いから、伝統の藻塩づくりを復活させた。県内外に「鵜鷺」の名を知ってもらおうと活動を続けている。